仙人の相続相談
不動産に関する 相続相談事例04
CASE04
不動産に関するトラブル・失敗相談
不動産売却の取得費に関する失敗相談
登場人物
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相続の仙人 ジーフル
1000件以上の相続=争族を見守ってきた相続の仙人。人間界の争族トラブルが一向に無くならにことに悩んでいる。失敗相談をみんなで共有することで、人間界の相続が円満になることを心から望んでいる。
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堂島ユースケ
父から賃貸アパート等を相続したが、争族トラブルに直面している。相続問題について誰に何を相談したらいいのかわからず悩んでいたところ、相続問題全般について解決してくれる相続の仙人に偶然出会った!
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えー!そんなに違うの!!どうしよう…
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心配せんでいいよ!
契約以外にも取得費がいくらであるか証明できる方法もあるんじゃよ -
へー、そういう方法もあるんだ!よかったー!!
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ただし、個別案件ごとに内容が異なるから、全てがうまくいくとは限らないのう。相談を受けてみてからの判断になるのう。
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不動産屋さん以外にも、不動産売却について相談できることがわかってよかったわ。
売却方法によって税金での手残りがまったく変わってくるわね!
仙人ありがとう!
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父親が自宅を売却する予定なんだけど、買った時の契約書を失くしてしまっていて、税金のことで困ってたんだよ。
でも、不動産屋さんに相談すると「概算取得費」っていうので税金計算できるみたい
おいおい、それは大きく損してしまう可能性があるぞ!
損になるの??
そうじゃ
例えば4,000万円の土地を購入、その他購入時の諸費用が300万円とする
その土地を4,500万円で売るとするじゃろ
売却益の計算では、売却額4,500万円から、まず取得費4,300万円が控除されるんじゃ
そこから、売却時の費用が200万円として、マイナス200万円…
自宅を売却したときには、特別控除というものがあるんじゃが、それがマイナス3,000万円…
ということで、売却益は0円で、税金も0円じゃ!
契約書がある時の話ね
そうじゃ
それに対して「概算取得費」となると、「売却額の5%」で取得費が計算されるので、4,500万円×5%=225万円が取得費となるんじゃ
売却益の計算では、売却額4,500万円から、取得費マイナス225万円…
そこから、売却時の費用が、マイナス200万円…
自宅を売却したときの特別控除が、マイナス3,000万円…
ということで、売却益は1075万円!
それにマイホームを売却した場合の税率14.21%の税金がかかるんじゃよ!
計算すると…約152万円の税金がかかるんじゃよ